引越した時には忘れずに!自賠責保険の住所変更について
自賠責保険での住所変更手続き、ナンバー変更手続きは忘れていませんか?
任意保険の場合、年に一度の継続手続きの時に住所や契約車両の登録ナンバーは必ず確認すると思います。
原付バイクの自賠責保険は、1年契約から5年契約まで加入者が選ぶことができます。契約期間が長いため、住所変更や解約手続きを忘れてしまうことがあります。
車検制度のある自動車では、このような手続き漏れはあまり起こりません。
ここでは、自賠責保険の住所変更についてご説明致します。
引越しした場合は自賠責保険の住所変更は必要?
自賠責保険の住所変更は、忘れずに手続きをしましょう。自賠責保険が満期になった場合、保険会社から満期案内が契約住所に郵送されます。通常、保険代理店で対面手続きをした場合、満期案内が住所変更手続き漏れで宛先不明となり戻ってきた時には、契約時に登録した電話番号に連絡をしてくれます。
しかし、住所や連絡先が変わってしまうと満期を知らせることができなくなり、最悪の場合は自賠責保険の保険期間が終了してしまう場合があります。このような事を防ぐためにも、住所や連絡先が変わった場合には必ず変更手続きをするようにしましょう。
また、車両入替やナンバー変更、解約の場合にも忘れずに手続きをしましょう。
自賠責保険の保険期間が切れた状態で運転すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらに違反点数6点となり免許停止処分となります。
住所変更をする前に事故を起こしたらどうなるの?
自賠責保険は、被害者救済を主たる目的としています。そのため、自賠責保険契約時の住所が事故発生時と違っていても、保険金の支払いについて問題はありません。
しかし、保険会社とのやり取りや提出書類等に記入する住所は、現住所でないとできませんので住所変更が必要となります。
自賠責保険は、加入している車両についての事故を補償します。例えば、自賠責保険に加入した時の車両と事故発生時の車両が違う場合は、保険金支払いに問題が起きます。
やはり、住所や車両に変更がある場合には必ず保険会社に連絡をしましょう。
自賠責保険の住所変更手続き方法
自賠責保険の住所変更手続きは、加入保険会社の支店窓口にて行うことができます。加入方法が保険代理店の場合、支店窓口ではなく加入保険代理店でも受け付けることができる場合もあります。
変更手続き内容により、窓口が変わる可能性がありますので事前に確認してから行くようにしましょう。その際、必要書類等の確認も一緒にしましょう。
自賠責保険の各種変更手続きは、他の保険契約と違い忘れてしまうことが多いようです。特に車検制度がない原付バイクなどは、ナンバープレートに張られているステッカー(保険標章)を確認し、保険期間がいつで終了してしまうのかをご自身で確認することが大切です。
事故が起きた際、保険期間が過ぎ無保険状態では被害者への賠償ができません。
原付バイクを運転する場合、自賠責保険と任意保険に必ず加入しましょう。