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海外旅行に行く前に要チェック! 機内持ち込みの注意点

海外旅行に行く前に要チェック! 機内持ち込みの注意点

海外旅行に行くとなると、まだ日本にいる前日のうちからワクワクと落ち着かないですよね。
そして空港に到着すると心が弾んで期待もますます膨らんでいるのではないでしょうか?
しかし、空港でこれから飛行機に搭乗というときには注意が必要です。
もしかしたら、大事な手荷物が没収されてしまうかもしれません。
ここでは、せっかくの旅行の出鼻をくじかれないために、機内の持ち込み品・預け荷物の注意点をご紹介します。

 

手荷物で持ち込みできない物は?

空港では、出国・入国の際にテロ対策として、機内への手荷物の持ち込みには厳しい制限が設けられています。
規制は空港会社によって細かな違いはありますが、基本的な考え方は同じです。

■液体の制限
機内へ持ち込める手荷物の中でも、液体に関するものは厳しく制限されています。
まず100mLを超える液体を持ち込むことはできません。もし100mLを超える液体を持ち込みたいという場合は、100mL以下の容器に移し替えて、20cm四方の透明なプラスチック袋(ジッパー付き)に持ち込む液体をまとめて収納してください。
液体を持ち込める量は合計で1L以下なので注意が必要です。

また、グロス状の口紅やリキッドタイプのファンデーション、味噌や歯磨き粉も液体と判断されます。
“容器がないと形状を維持できないもの”は全て液体として扱われるので気を付けましょう。

■医薬品などの制限
薬を持ち込むには、医師の診断書(可能であれば英語のもの)もしくは処方箋袋と薬袋を用意しておく必要があります。
健康上必要な液状の医薬品や目薬は、規制の対象外となる場合がありますが、薬として必要であるという証明を求められることもあります。
規制の対象外となり得るものとして、糖尿病を患っている人が必要とする専用食や、赤ちゃん用の離乳食などがあります。

ですが、絶対ではありませんので、事前に航空会社に問い合わせておきましょう。
また、医薬品や健康維持のために必要な食事の持ち込みが認められた場合でも、持ち込める量は機内で使用する分だけです。
事前に分けて用意しておくことが必要となります。

■電池や電源など
以下の条件に当てはまらないものは持ち込めません。
・リチウム含有量2g以下、ワット時定格量(Wh)が160Wh以下のリチウム電池を内蔵したもの
・予備バッテリー(予備電池)の場合、リチウム含有量が2g以下、ワット時定格量(Wh)が100Wh以下で、ショートしないよう保護されているもの

「ワット定時格量ってどうやったら分かるの?」と思う方もいるでしょう。
ワット時定格量(Wh)=定格定量(Ah)×定格電圧(V)
で求めることができます。ですが、多くのバッテリーには、mAhと表示されていると思います。その場合は mAhの数字を1000で割りましょう。

例えばモバイルバッテリーが1000mAhで電圧が3.7Vの場合
時定格量Wh=(1000mAh÷1000)×3.7(v)となり
時定格量は、3.7Whとなります。

■その他の機内の持ち込みが制限されるもの
刃物類はすべて持ち込み禁止です。包丁やハサミはもちろんですが、爪切りなども刃物と判断されるので気を付けましょう。
さらには、模造刀や木刀、おもちゃの拳銃など、武器と誤解される恐れのあるものも持ち込みが固く禁止されています。

 

預け入れができないよう注意荷物

先に紹介した手荷物で持ち込めないものは、大きなカバンで預けることができます。
ですが、中には預けることもできないものがあります。

・火器類は一切の持ち込みと預け入れを禁止
火器類の持ち込みは禁じられていますが、ライター(液化ガス・注入式ガス・吸収材入りオイルライター)であれば1個程度の持ち込みを許される場合があります。

※ライターを持ち込むなら手荷物で!
ライターを持ち込む際は、機内持ち込み荷物として検査時に申告しなくてはいけません。
預け入れる荷物にしまっていると、手続きが遅れて飛行機を遅延させてしまう恐れがあるので注意してください。

・アルコール度数が24%以上のお酒
アルコール度数が24%を超えると預け入れできないので注意してください。
お土産に現地のお酒を買う方も多いでしょう。
「液体は機内に持ち込めないから、スーツケースに入れれば大丈夫」という認識だけだと没収される恐れがあります。

・スプレー類の制限
酸素ボンベや高圧ガススプレーなどのスプレー用品や、火薬(花火など)は輸送禁止品として登録されています。
このため一切持ち込み、預け入れできません。
ヘアスプレーや髭剃り用スプレーなどは、引火性・毒性がなければ認められる場合がありますが、持ち込まないほうが無難です。

海外旅行に行く前に要チェック! 機内持ち込みの注意点

ここでご紹介したのはまだ一部で、航空会社によってさらに厳しく制限されている場合があります。飛行機に乗る際は前もって確認をしておくことが大切です。
空港での荷物トラブルはよくあります。事前に対策を取っておくことで楽しい海外旅行をスタートできますよ。

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