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どうしたらいい? ロストバゲージに遭ってしまったときの対処法

どうしたらいい? ロストバゲージに遭ってしまったときの対処法

海外旅行へ行くとなると、ほとんどの人が胸をおどらせながら飛行機に乗り、長時間のフライトを過ごすことでしょう。
しかし、やっと現地に到着してホテルあるいは観光へ出かけようと思ったときに、なかなか自分の荷物が出てこない……いわゆるロストバゲージに遭ってしまうことも珍しくありません。

では、ロストバゲージに遭った際どうしたらよいのでしょうか?
もしものときに慌てないためにも、ここでロストバゲージに遭った際の対処法をご紹介します。

ロストバゲージはほとんどの方が未経験でしょう。
しかし、いつ初回のロストバゲージの被害に遭うかわかりません。
運が悪いと何回も被害に遭ってしまう方もいます。
被害に遭ったとき慌てないためにも、対策や準備をして海外旅行へ出発しましょう。
まずロストバゲージに遭った際、次の手順で行動しましょう。

1.利用した航空会社のスタッフに、ロストバゲージの状態であると伝える
荷物には引換証・預かり証などのタグが必要になります。
絶対に捨てないで保管しておきましょう。

2.手荷物事故報告書を作成する
荷物の形や色やメーカーなどの特徴を伝え、自分の滞在先ホテルや連絡先、日本の住所を伝えます。
移動がある場合は日程なども伝え、荷物が見つかり次第送ってもらうよう依頼しましょう。
外国人は日本人とは違い、言うべきことをしっかり言わなければ伝わりません。
察してもらおうとは考えず、主張を確実に伝えるようにしてください。

3.ロストバゲージの問い合わせ・受付番号等を大切に保管する
「ロストバゲージの申請をしたら、もう安心」というわけではありません。
手元に荷物が届くまで気を抜かないようにしましょう。

4.荷物が届くまでに必要なアメニティを購入する
これは航空会社によって、ある程度用意してくれる場合があります。
また一時的に自分のお金で購入して、後から代金を支払ってくれる場合もあります。
日用品を購入して立て替え払いする際は、領収書が必要になるので必ず保管しておきましょう。

5.保険会社に連絡する
ほとんどの方が、海外旅行保険に加入していることでしょう。
ロストバゲージの被害に遭った際は、必ず保険会社に連絡してください。
保険が適用されると、ロストバゲージで生じた損失をカバーしてくれます。
保険会社によって金額は異なりますが、荷物到着が遅れたことで、必要な代えの洋服やアメニティ関連の費用を補償してくれるはずです。

 

帰国しても見つからなかったら?

ロストバゲージは、よっぽどのことがなければ遅くなったとしても荷物が出てきます。
ただ運悪く最悪のケースとして荷物が無くなってしまった場合は、航空会社に補償金を請求することになります。
この場合、荷物の内容によって補償金が対応されるわけではありません。

どんなに高級なものが入っていても、上限金額は条約によって決まっています。
ワルソー条約では荷物1㎏あたりにつき3000円が限度とされており、またモントリオール条約では、荷物1つにつき15万円前後とされています。
モントリオール条約はワルソー条約と比較するとやや良い設定ですが、それでも高価なものが複数入った場合を考えると、少額な補償と言えます。

どうしたらいい? ロストバゲージに遭ってしまったときの対処法

ロストバゲージに遭った際は、荷物の引換証やロストバゲージの申請書の保管を厳重にすることです。
また荷物の特徴や、自分の滞在先をしっかりと伝えなければいけません。
必要最低限の会話を事前にメモしておいたり、荷物の写真を撮ってひと目でわかるようにしたりすることで自身の荷物が見つかりやすくなります。

また、海外旅行保険でも加入するプランによっては、ロストバゲージが対象外となることもあります。
内容をしっかり把握し万全の対策をとるよう、確認を怠らないようにしてください。

 

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