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ゴルフ場は移動中も要注意!? カート事故の事例と対策

ゴルフ場は移動中も要注意!? カート事故の事例と対策

ゴルフ場ではプレイ中以外でも事故が起こることがあります。
その事故の中にはカートによる事故もあり、人心事故になるケースも珍しくありません。
ここでは、カートによる事故の自営や対策法についてご紹介します。

 

カートでの事故は珍しくない?

<事故事例1>
【ハチが現れてカートごと沢へ転落?】
この事故は、4人が乗ったカートがカート用の道から外れ、急な斜面を約15m下り川に転落しました。
この事故で、女性(61歳)が亡くなり、運転者など残り3名は重軽傷を負いました。
原因は、カートを運転中にハチを追い払おうとして片手運転になった際に道をそれたものと考えられています。

<事故事例2>
【クラブがハンドル操作やブレーキ操作の妨げになる事故】
ティーショットを打ち終え、カートに乗ってグリーンに向かったところ、下り坂の下にあるS字カーブの出口あたりでカーブを曲がり切れずに、カートが道から飛び出てしまい、気に当たって運転席が大破する事故がありました。

この事故で、運転席に座っていた男性(65歳)が外相性脳幹損傷で死亡し、後部座席に座っていた男性は軽症を負いました。
この事故の原因は、現場に折れたサンドウェッジがあったこと、ブレーキをかけた形跡が見られなかったことから、クラブを持ったまま運転したために、そのクラブが挟まりブレーキを踏めなかったことにあると考えられています。

<事故事例3>
【不慣れなために操作ミスで事故?】
女性3人がカートを利用中、ホールとホールを繋ぐカート道で、急なカーブを曲がり切れずに右法面(のり面)に乗り上げた後、左にハンドルを切りながらさらにアクセルを踏み込んでしまったことで、カート道を超え左の法面まで暴走し横転したという事故がありました。
けが人は運転していた女性(69歳)が膝に擦り傷を負っただけで、他の2人に傷はなく大事に至りませんでした。
現場はヘアピンカーブのような急なカーブだったものの、視界を遮ることは何もなかったため、単純な操作ミスだと考えられています。

 

事故を防ぐには?

事故を防ぐには?

・カートの運転はできるだけ免許を持った人に任せる
最近ではセルフプレーが多く、コースに慣れていないプレ―ヤーによる操作ミスによる事故が多く起きています。
操作ミスの他にも、事故の原因はさまざまありますが、事故の可能性を低くするためには、カートの運転を自動車運転免許を持った人に任せるようにしましょう。
運転に関する注意点をわきまえているため、わき見運転による衝突事故などといった、注意不足による事故を起こす恐れがぐんと減ります。

・ながら運転をしない
セルフプレーの場合、スコアカードを記入しながら運転しているプレーヤーが多くいます。
このながら運転は、たとえ運転免許を持っていた人だとしても非常に危険です。

また、先にご紹介したように、クラブを持ったままの運転はブレーキ操作ができなくなったり、ハンドルを固定して操作不能にしてしまう恐れもあります。
たとえ距離が近いからと言って、油断をせず“ながら運転”をしないことが大切です。

・安全運転を心がける
カートとはいえ車は車です。
スピードは出さないこと、周囲を気にしながら前をよく見て運転することが大切です。
また、カート道と歩道が交差する場所もあります。
他に人がいる場合は、人を優先すること、徐行運転することを心がけましょう。

・キャディーを付ける
キャディーはコースの特性だけでなく、危険個所なども熟知し、注意喚起してくれます。
セルフプレーはコースの予習はしても、カート道にまで気を配ることはありません。
安全のためには、できるだけキャディーを付けることが大切です。

カートでの事故は、キャディーを点けないセルフプレーで特に増加しています。
キャディーをつけずにプレーして費用を浮かせようという人が増えたことが原因と言われています。

しかし、ながら運転などの危険を避けるためにもキャディーの存在は必要です。
特に慣れないコースでは、キャディーを付けることが、事故を防ぐ最良の手段となるでしょう。

 

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