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ロングフライトは特に要注意! エコノミークラス症候群の予防法

ロングフライトは特に要注意! エコノミークラス症候群の予防法

海外旅行や海外出張を行う際、渡航先によっては飛行機に長時間乗らなければいけない場合があります。機内のような狭い空間で同じ姿勢のままいると「エコノミークラス症候群」になる可能性があり、最悪の場合、死亡に至る恐れがあることをご存じでしょうか?
今回は、エコノミークラス症候群になりやすい人と予防法についてご紹介します。

エコノミークラス症候群とは

エコノミークラス症候群とは、航空機内のエコノミークラスの乗客が、到着後に体調が悪くなり死亡するという事故が報告されたことから名づけられました。
この病気は、同じ姿勢で長時間座ったままでいた場合に起こります。長い間、下半身を動かさずにいると、脚の静脈の血流が悪化し、膝の裏など脚の奥にある静脈に血栓(血液の塊)ができることがあります。歩いた際などに血栓が血流に乗って流れ、肺の血管に詰まって肺動脈血栓塞栓症を引き起こします。これによって激しい胸痛や心拍数の増加、失神、呼吸困難、意識消失などの症状があらわれます。

どんな人がなりやすい?

エコノミークラス症候群が起こりやすい方は、遺伝的に血液が固まりやすい体質の方や、加齢によって血管内壁が傷ついている中高年の型などさまざまです。
特にエコノミークラス症候群を発症しやすい方の特徴については以下に記します。

・中高年の人(統計では40~50代が発症しやすい)
・肥満の人(脂肪によって血管を圧迫してしまうため)
・手術後や骨折直後の人
・過去に血栓ができた経験がある人
・下肢静脈瘤がある場合
・経口避妊薬を服用している女性
・月経中または妊娠中、出産後の女性

以上に挙げた症状や状態にある方は特に注意が必要だと言えます。長時間飛行機に乗る方は事前に医師の診断を受けておきましょう。

エコノミークラス症候群にならないためには?

エコノミークラス症候群は、ある程度の予防法で防ぐことができると言われています。以下にエコノミークラス症候群を予防するための方法についてまとめました。

・水分をしっかり摂取する
血栓は体内の水分が減って血液が濃くなると生じやすくなります。そのため機内では、こまめに水分を摂るようにしましょう。
約1時間おきにコップ半分ほどの水やジュースを飲むようにしてください。
ただアルコールやコーヒーなどは、利尿作用があるため控えたほうが良いです。

・足の運動をする
足の血流を良くすることが、エコノミークラス症候群に対して一番効果的な予防法だと言われています。

次の運動を行うことで足の血流を良くすることにつながります。
1.つま先立ちを繰り返して足を上下させる
2.つま先を繰り返し上下させる
3.ふくらはぎをマッサージする

また、立ち歩けるようでしたら意識的に何度かトイレに行く時間を作ったり、靴を脱いで足の指でじゃんけんをするような動きをすることも効果的です。

・ゆったりとした服装を選ぶ
身体を締め付けるような服装は、血液の流れを鈍らせることにつながります。飛行機に乗る日は、タイトなパンツなどは着用しないようにしましょう。機内ではベルトを緩めたり、靴を脱いでスリッパを利用したりなど、余裕のある服装に慣れるよう事前に準備しておくことも大切です。
また、エコノミークラス症候群を予防できるグッズもあります。
着用することで血流を促せるようなストッキングやハイソックスは、脚のポンプ機能を補助する効果が期待できます。

ロングフライトは特に要注意! エコノミークラス症候群の予防法

エコノミークラス症候群は、長時間のフライトに限ったことではありません。個人の状態によっては国内線の1、2時間程度の移動でも発症する恐れがあります。エコノミークラス症候群になりやすい人の特徴に当てはまる人は、しっかりとマッサージや水分補給といった対策を行ってはいかがでしょうか。
また長時間のフライトで窓際になってしまうと、隣の人を気遣ってしまい出歩きにくくなるかもしれません。エコノミークラス症候群にならないためには通路側の座席を選択することも予防の1つです。隣の客に気を遣うことなくトイレに離席したり、通路で屈伸などのちょっとした運動ができますよ。

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